ちゃんとした人

今日は宣言通り無理矢理保育園へ。朝のイヤイヤがほんとうにすごくて、カバンを捨てたりありとあらゆる対処法で行きたくないを表現されるためこちらも思わず流されそうになる。しかし週末は夫不在のため、保育園に預けないとメンタルが持たない。今日は未来予想できたわたし。えらい。

 


子どもの相手ばかりしているので、1人時間を何して過ごせばいいのか少し戸惑う。ひまになるとどうでもいいことが気になるもので、ここ数日歯茎の調子が悪かったことがやたらと気になってきた。風邪が完治せずのど飴ばかり舐めていたからだろう。今日こそは舐めるのをやめようと思いながらなぜかスギ薬局でのど飴を買っていた。

 


ひまだったのでiPadを開く。なんだかんだ本を読むのは好きなので、寸暇を惜しんで毎日読書はしていたみたいだ。最近は「妻のパンチライン」という本を読んだ。とてもいい本だったのだけれど、ちゃんと妻や母をやっていないわたしからすると、共感はあまりしなかった。なんというかわたしはこのダメ夫に当てはまることが多すぎたのだ。

 


表紙にもある、なんで5分で出発できると思ってんの?という言葉。夫自身の支度は5分で終わるから、5分後に出発しようと何気なく言った言葉に対して、妻は、子どもの準備などもろもろあるから最低限10分かかるんだと言っている。我が家の場合、子どもの準備も含めてわたしは5分で準備が終わるが、自分1人の準備しかしない夫が時間がかかっている。なぜ。そして基本的にいつも何かしら忘れ物をする。昨日はハンカチを忘れていたので手を洗った後の子どもに自然乾燥のやり方を教えてあげた。おそらく一生役立つ知識だと思う。

 


一度着た服を棚に戻す夫に対して、汚い服をタンスに戻すということは汗の漬物を作っているようなものだというような内容を妻が言っていた。わたしは一度着ただけならノーカウントということにして日頃から汗の漬物を作っている。それも一枚だけではない。千枚漬けくらいになっている。

 


わたしもいつかこの妻みたいにちゃんとした人になりたいなと思いつつ本を閉じる。

 


やりたいことはたくさんあるのに何がやりたかったのかイマイチ思い出せず、ぼんやり過ごす。せっかくがんばって預けたのに、また有意義な時間が過ごせなかったなと少し焦るけれど、わたしにはたぶんこのぼんやりとした時間が必要だったのかなと思う。

 


そんなこんなでお迎えの時間。今日はガチャガチャをしに行くらしい。ビックカメラ新宿西口6階へ。なんだかよくわからないキラキラのボールのガチャガチャを選ぶ。何の役にも立たないボールを嬉しそうに持っている。スタバも行きたい。仕方ないなあ。

 


1人でいると余計なことを考えて落ち込んだりするし、子どもといるのは大変だけれどなんだかんだ楽しかったりする。わたしが相手をしてあげているというよりは、子どもに相手をしてもらっているような気分になった。

 


明日はワンオペの日曜日。今日も早く寝よう。