長い1日

ときどき連絡を取る友だちから、配偶者への怒りを伝えるラインがきて始まる朝。わざわざわたしに連絡をするくらいだから余程いらいらしているのかもしれないけれど、部外者からすると果てしなくどうでもいいことなんだよなあと思いながら返信。わたしもたぶんたまに似たようなことを誰かにしているなと思いながら。とりあえず傾聴と共感をしてみるのだけれど、こういうときは何て返すのが正解なのだろうか。

 

今日も上の子は保育園をさぼる。わたしの小さいころはわたしの中にさぼるという選択肢がなかったから、惰性で通っていて小学生の頃なんて皆勤賞だった。気の向くままに休んでいる子どもが少しうらやましくなる。しかし幼稚園になったら本当にちゃんと通わせよう。

 

早めのお昼を食べ、雨が降っていたので新宿へ。あてもなく地下道などをのんびり歩く。今日もアイスが食べたいと言うのでセブンティーンアイスを食べる。なんだかこの頃食べてばかりだけれど、仕事が始まったらこんな日々も過ごせないだろうからまあいいかと思い直す。

 

なかなか時間が潰れず、本屋に行く。よりによって音の出る本を欲しがる。パウパトロールのあいうえおの本。ちょっと高いんだよなあ。騒ぐので買ってしまった。また甘やかしてしまったと思ったのだけれど、とりあえず雨のせいにする。

 

やっぱりまだ時間が潰れず、くもんへいく。行くのを嫌がるので、くもんなんかもう辞めようかねえと言ったら急に行きたがった。早期教育なんてどこまで意味があるのかわからないし、通わせるのがたまらなく億劫でわりと本心だったのだけれど、辞めようとすると行きたくなるらしい。3歳児は難しい。

 

そんなこんなで長い1日もおしまい。来週の月曜から幼稚園が始まるので、ここまでは一緒に居られなくなるはず。人といるのは苦手なのでどちらかというとほっとするが、やっぱりすこしさみしいかもしれない。