モンテッソーリ教育の本を読んだ

ビジネス書はすごい。読後感がたまらなく好きだ。読んだだけでちょっとできる人になった気分になれる。たいてい、書いてあること何一つ実践できないのだけれど。

 

それと同じ感覚で、一冊読み始めたら芋づる式にたくさん読んでしまうのが育児書だ。読後感が最高。読んだだけで、すごくできる親になれる気がする。本を読みながらメモを取る習慣がないので、たいてい内容は忘れてこちらも何一つ実践できずに終わるのだけれど。

 

よく耳にするモンテッソーリ教育だけれど、あまり詳しいことは知らなかった。ふと一冊本を読んでみると、子どもの自主性を重んじる教育、みたいなことが書いてあって、自分でやらせていいのか、面倒くさがりなわたしにぴったりなのではないかと思いハマってしまってたくさん読んた。

 

読み終わってからしばらく経ってしまったので記憶も曖昧なのだけれど、覚えている範囲で感想を書いておこうと思う。

 

モンテッソーリ教育が教えてくれた「信じる」子育て

はじめに読んだ本。子どもは「今」を生きているから、子どもには子どもの都合があるという内容が一番印象的だった。第二章のイライラの対処法などが書かれているところが良かった。しかし、相変わらず今朝もイライラして怒ってしまっていた。

 

モンテッソーリ教育×ハーバード式、子どもの才能の伸ばし方

漫画と文章で構成されていて、とても読みやすかった。困った行動に対する対処法なども書かれている。床に絵を描く場合どうすればいいか、という質問に対しては大きな紙を敷いて床一面に絵を描かせようと書いてあった。これはやったことがあるのだけれど、紙を敷いた床ではなく別の床に絵を書いていた。床に絵を描くということに魅力があるようだ。

 

モンテッソーリ流、たった5分で言わなくてもできる子に変わる本

生活習慣に関して、1人でできるようになれるポイントが書いてあり、大いに参考になった記憶がある。これを読んで、そろそろ一番上の子にお箸の練習をさせないとと思い100均でお箸やフェルトボールを買ってきた。しかし、フェルトボールをタッパーに収納してしまったがために、お箸の練習ではなくお弁当屋さんごっこになってしまっていた。

 

④自分でできる子に育つほめ方しかり方

シチュエーション別にほめ方としかり方が詳しく書いてある。プライムリーディングでアマゾンプライム会員であれば無料で読める。

しかしこれは最後まで読めなかった。ほめる時やしかる時は急にやってくる。とっさにこの本に書いてあったことを思い出して実践するのは不可能なんじゃないかと思ってしまった。(どっちにしろ実践しないのだけれど)。記憶力の良い方におすすめ。

 

⑤おうちゆるモンテッソーリ

Kindleがなくてこれだけ紙の本で読んだ。たくさん読んできたのでモンテ関連の本にだんだん飽きてきたタイミングで、似たようなことが書かれているなあと思ってしまって内容はあまり覚えていないのだけれど、一番最初に読んでいたら、わかりやすくて良い本だと思う。時代とともに教育法も変わってきているから、アップデートしましょう的な内容も書いてあった。できる自信がなくて少し落ち込んだ。

 

こう振り返ってみると少しは実践できていて少し安心した。

またふとしたきっかけで何かのブームがやってくると思うので、たくさん本を買ってしまったという罪悪感を打ち消すために紹介していこうと思う。